子どもの態度がみるみる変わる0歳から6歳までのキッズコーチング (Kindle版)

内容紹介
【15000以上の親子と接した著者が明らかにする
困った大人にならないために今すぐにできること】

大学や専門学校で幼稚園や保育園の先生を目指す学生に、発達心理や運動科学を教えていた竹内先生。自身の出産を機に、お母さんたちはもっと現実的な子育てのノウハウを必要としていることを痛感したそう。

専門家である自身が実際に経験した大いなる悩み。多くのお母さんは毎日こうした悩みと向き合っているに違いないという思いから、文面上の理論ではなく、本当に役立つ情報を、親子と実際に関わりながら伝えていきたいと考えました。

そして竹内先生は日本キッズコーチング協会を立ち上げました。

ティーチングということを仕事にしていた竹内先生ですが、1つの理論を個性様々な子どもたちに適応するには、限界があることに気づき始めていました。そこで、子ども一人ひとりの個性を伸ばす大切さを尊重し、コーチングという手法を取り入れるに至ります。

さらに子どもはそれぞれの月齢ごとに発達する機能や能力が異なります。たとえば認知発達の成長にともない、1歳では運動能力が伸び、4歳では努力する力が備わり、5歳では思いやりの心が育つといった具合です。

お母さんは暴れん坊の1歳に「お行儀よくしなさい!」と叱りますが、それでは運動機能は発達しません。わがままな4歳に「我慢しなさい」と押さえつけますが、それでは目標を持ち達成する力が育ちません。人の反応を気にする5歳に「しっかりしなさい!」と急き立てますが、人の気持ちに共感するのは素晴らしいことなのです。

子どもの気になる行動は必ず発達と関係しています。それを理解した上で的確に接することが、より効果的に子どもの能力を向上させます。

それが、この本で紹介する“ステップコーチング”という年齢別の接し方です。

6歳を過ぎたからといって遅すぎることはありません。今から、ステップ0から始めることもできます。大切なのは、発達の段階を知ることなのです。

ぜひ、本書を楽しみながら読み進めてください。
そして子育てを楽しんでください。